北上川 上流域

ここは、盛岡市内の夕顔瀬橋から上流方向を見た写真です。

源流域から沢を集め、ダムを過ぎ盛岡市内あたりまでは上流域とみてよろしいかと思います。

雫石川の河道変遷に伴い江戸時代までは実はこの場所辺りから、今の市内方向、岩手公園(盛岡城)のあるあたりへ湾曲していました、その先で中津川・雫石川と合流するのですが、たびたび氾濫の被害にあっていました。

この地に城を構えた南部藩は洪水防止の河道開削の大事業に取り組みます。そして1673年に新川を通水させ事業は大成功を収めます。

その時から流れは一切変わっておらず。今現在ある盛岡駅前を流れる北上川は江戸時代に掘られた人工の川なのです、この事実は今回はじめて知ったことで大変驚きでした。


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