快速みえ 撮影地は近鉄鳥羽のホームから
随分前に伊良湖から鳥羽へフェリーで渡り、そこから鉄道で名古屋まで戻るため駅のホームに降り立ったときに目撃したもの。
何気なしにJRの車両だなと思っていたところ、なにやらこのキハ75形には結構なお話が詰まっているようで紹介いたします。
近鉄との競合路線内での優位に立つべく、かなり高性能な機関がおごられています。
カミンズ社製C-DMF14HZB を各車両に2基ずつ搭載し、変速機は新潟コンバータ製のC-DW14Aで最高運転速度は120km/h。ブレーキシステムは電気指令式で、台車はボルスタレス式で、ヨーダンパを装備するC-DT60形。
つまり、韋駄天の気動車なのであります。
近鉄が優位に立つ中で、特急料金不要の快速でガンガン飛ばす車輛がこれ
関西本線は電化されていますが参宮線、紀勢本線、伊勢鉄道伊勢線などが非電化のため気動車が用意されたのでした。
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