季節も変わり

そろそろ、遠距離のVHFも入りが悪くなってきました。
連日入っていた消防仙台も入らなくなりました、なぜか仙南消防だけはずっと入りますが(^^;

今夏の収穫は東京消防が自分が確認するだけで3回の入感、関東圏の消防・救急無線が数件確認できたことでしょうか。

アンテナは南に指向性がありますので北側はあまり入りません。

また本年は震災がありました、それによって陸・海・空自衛隊や海保・消防・防災ヘリ・県警ヘリ・アメリカ軍他様々な部隊が連携していたことが記憶に残っています。また、音声記録も一部残っており、
3/11の地震発生時は停電で電源が落ちるまでどこかの消防の「強い揺れに警戒してください!」の言葉と周囲が揺れる音(PTT入りっぱなし)でガッシャンガッシャンなりながら、ノイズがひどくなりフェードアウトするように切れました。

その後は、予備電源などで消防等は普及するも、自宅はずっと停電、ハンディであちらこちらの無線を傍受するも、錯綜が尋常ない、日も暮れはじめたところ一関の消防からの陸前高田は壊滅状態にある、の言葉にただ事ではないことを感じました。

時間が経過し、日にちが経過し、日米共同で不明者の一斉捜索の時は多数の航空機が投入されるため空からの管制がありました。

夏場、郡山や福島あたりの電波が良く入る用意なりました、消防川内、放射能による立ち入り規制区域への一時帰宅の模様が聞くことが出来ました。

こういった、事象は特別なものと思ってますが、しかしながら日本は地震大国であり、またいつか大きな災害に見舞われることが必ずあると思います、その際の対応についてはこれまでの動きを振り返り検証し将来に役立てることが必要となってきます。

大規模災害の場合、様々な垣根を越えた情報の共有が必要となると感じました、いかに統制を取れるか、わたくしは消防団ですが、消防団員も何をしたらよいかわからずうろうろするのみ、統制を取れる人がいないのが現状です。

今一度振り返って火災の時だけではなく災害という大きなひとくくりで考えなくてはならないのだとわたくしは思います。

今の消防団は飲み会・旅行・操法だけの集まりになってませんか?年に数回の訓練だけでは覚えたことも忘れます。

浜の消防団の中には多くの犠牲が出ています。
心より哀悼の意を表すものであります。

地元消防団いざという時 何が出来るでしょうか

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