アナログ

旧式と言う意味でのアナログなのですが、今回の大規模災害において通信手段としての携帯電話は機能しなかったので、災害伝言ダイヤルを利用できない、携帯からのネットも繋がらない。
一般加入電話は電気式のFAX付の設備のため停電のため使えない、昔の黒電話を今のモジュラージャックに改造したのが部屋の奥に捨てずに残っていた、それを引っ張り出してきて接続、するといきなり電話がかかってきた、親戚でした「大丈夫か~?」
プッシュ回線なので黒電話のようなパルス式の場合は受け取れてもかけることが出来ない、なのでDTMF信号、つまりプッシュトーンを発生させるアプリが携帯に入っていたので相手先の電話番号を入力し受話器の話す側で「ピポパポ・・」と鳴らすとかけることが出来る。
それでも、NTTの局内でのダメージが大きくなかなか繋がりにくいもの停電時でも電話をかけられるのです。
最近、光回線引いてますよね?光電話にしませんかといわれたが停電の下で使用できたのでしょうか?
災害は必ずやって来る国なのですから、災害に強いのはアナログ機器なのではないかと思う今日この頃。
テレビも電池では駆動できない(携帯・ポータブル除く)、ラジオが活躍しましたもの。

懐中電灯はさすがに新しいものほど良かった(^^;
一番活躍したのはLEDのめっちゃ明るいやつ、天井に向けておくと間接照明のごとく部屋全体を明るくしてくれます。古い懐中電灯は使用している電池が単1もしくは単2電池でこれがなかなか手に入らなかった、LEDの懐中電灯は単3か単4。
エネループも活躍したが、充電が出来ない(^^;
なんだかんだ言っても普通の乾電池はなくなってはいけないのだと痛感。

テレビは車でみました、ショッキングな映像はラジオで聞くよりリアリティがあり事の重大さを知る上では良かったのですが、よく考えりゃ車のテレビもチデジカしなきゃならんのですよ。

暖房!
灯油の反射式ストーブを引っ張り出してきて使いました、これなかったら寒さに凍えたことでしょう。

ガス!
軒下にガスボンベのある旧式のスタイル、しかしこれが良かった、ガスは配管確認して復旧ボタンを押せばその日から使えた、漏れてれば直ぐ止まる仕組みだから安全。


よくも悪くもアナログ的な部分って少しは残しておいたほうが良いんじゃないのかなと思うのです。

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