地震発生時を振り返る

お昼の営業がひと段落し、お座敷に2組のお客さんを残すだけ、カウンター席にはUSENの営業の方がいていろいろお話していました。
そのUSENの方のお会計が終わった頃、レジ付近のテーブルにおいてあったかみサンの携帯の緊急地震速報が鳴ったと同時に揺れが来ました。
最初は様子を見てましたが、次第に大きくなる地震に、ただものならぬ気配を感じ、お客さんのところに駆け寄り安否を確認、1組はどうも消防関係の方のようで「落ち着いてください!頭を伏せてください!」と大声で呼びかけて回ってくれました、もう一組は盛岡からいらっしゃたご婦人方、自分がそちらに移動する際天井からの落下物に頭を直撃されるも、角が丸かったたため負傷なし(痛いけど(^^;

ご婦人方は、慌てふためいて外に出ようとしていたが、既にガラスなどが散乱していたため危険と判断しお部屋にとどまる様促し、そこで揺れが収まるまで声をかけ続けました「大丈夫!大丈夫!」
1分以上揺れが続いたでしょうか、少し弱くなった頃を見計らい、避難誘導開始。
隣にいた消防関係の方が誘導に協力してくれた「ガラスが散乱しています、靴を履きましょう!」
この方々には本当に助かりました、心から感謝です。

従業員も全て屋外へ退避、北上川の水の色があっという間に茶色ににごり、周囲に響く轟音とまだ続く揺れに「本当にヤバイ」と認識。

従業員とお客さん、身内の安否確認、上の娘が二駅離れた花巻にいるがしばらくして連絡が取れ無事とのこと、帰る足がないので友人の家にお世話になると言っていた、下の娘は中学校ですぐ近くの距離、避難してると思うので一応大丈夫と判断、すぐさま消防団の半纏を着て警戒活動に出動しました。

コメント

  1. 1900年以降国内最大規模の地震が宮城県沖で発生してから1週間過ぎました。ご家族皆様ご無事で何よりです。
    お店の方は一部被害があったようですが、お客様もご無事でよかったですね。
    地震直後、北上川の水の色があっという間に茶色に濁ったようで、ただならぬ出来事に驚きと、恐怖を感じられたのがわかるようです。
    揺れがおさまった後は、消防団の一員として警戒の当たられたようで、大変でしたね。
    何はともあれ、皆様ご無事で安心しました。

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  2. コメントありがとう御座います!
    なんかのアトラクションかと思うほど建物が揺れました、1週間経ちますけど昨日のような事に思えます。
    なんとか、普通に生活できるまでにはなりましたけど、一切収入が途絶えたようなものこの先不安が募るばかりです。
    でも、頑張ります!今はちょっと放心状態ですが(^^;

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