キハ283系 JR北海道

 撮影地:函館大沼付近

キハ283系はJR北海道の非電化区間のスピードアップを大幅に達成した車両で御座います。
1両辺り355psのN-DMF11HZA直列6気筒エンジンを2台搭載、変速ショックの少ないN-DW18形液体変速機とあいまって、鋭い加速を実現し、N-DT283形振り子台車により曲線通過スピードも大幅にアップしています。
通常空調設備は屋根上に搭載しますが、振り子車は低重心化をすることによって効果が期待できるためすべて床下配置されています。
2001年までは製造され増備されていましたが、高コスト、保守費用がかかるために主役はキハ261系列へ移り変わりました。
この車両は、何度か乗りましたが本当にパワフルでコーナーに突っ込むスピードも高く楽しい列車であります。



 グリーン車内
3+1の座席配列であるが、真ん中で千鳥配置されています、振り子車であるが故に左右の重量バランスをとるためです。

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