冬の鉄道風景

鉄に雪って似合うような~

そう思いつつ何シーズンとやり過ごしやっとのことてそんなシーンをカメラに収めてみた。ちらつく雪の中からキラリとヘッドライトが輝き雪煙を上げて力強く走ってくる姿はなんとも頼もしい。やがてわたくしの目の前を通過する、降り積もった雪に音が吸収され静かに、そして過ぎ去った後には巻き上げた粉雪が余韻となってしばし漂う。そんな一連の工程を岩手県は雫石の「赤渕駅」で堪能した。

ここは田沢湖線の岩手側最後の駅、普通列車の往来は非常に少ないローカル線でありながら「こまち」の走る秋田新幹線。秋田と東京を結ぶ要の路線となっているのである。田沢湖線とは岩手県の盛岡市と秋田県の大曲市を結ぶ地方交通線である、東北沿線と秋田を結ぶ重要な路線でもあることから新幹線化して秋田新幹線のルートとした。その為線路の幅も全区間で標準軌となっており田沢湖線の普通列車は標準軌仕様の701系となっている。

見所として「赤渕」「田沢湖」間は山間の景色を楽しむことが出来る。


東北新幹線八戸延伸によって盛岡⇔八戸の間には2つの鉄道会社が誕生しました。

目時駅というところを境に北が「青い森鉄道」南側が「IGRいわて銀河鉄道」となります。そのIGRの車輌がこのIGR7000系、いわゆる通勤型で御座います。JRの701系と全くの同型、オールロングシートで半自動扉。701系は50系客車+機関車牽引を置き換えるために作られた車輌で登場時にはこのオールロングシートと言うのが物議を醸しましたた、市民運動まで起こるほどで、首都圏なら判るが地方でこれかいっ!ってこと。せめて真ん中だけでもクロスシートが欲しいところ。

写真は北上駅を出た直後の姿、鉄道会社が違うとは言え普通に直通運転もしています。朝6時に八戸を出発、青い盛り鉄道→IGR→東北本線と走り8時42分に北上駅に到着折り返し盛岡行きとなります。

ローカルながら、6両編成はなかな見応えがあります。

コメント